コアに焦点を合わせ体幹の安定・強化を図ることで、身体の不調をとり除き気持ちよく身体をコントロールすることを目指します。
呼吸を意識しながら、ココロとカラダのバランスを自分自身で感じ整えるコンディショニングエクササイズ。
また各種スポーツの怪我の予防にも効果を発揮します。
解剖学的に体幹とは頭部・四肢(両腕・両脚)を除くすべての部位と定義されます。
「体幹=インナーマッスル」と勘違いされがちですが上記に述べたように、頭部・四肢を除くすべての〜ですからもちろんアウターマッスルも含まれます。
・インナーマッスル=深層筋
正しい姿勢を保ち、アウターマッスルの補助をする。
・アウターマッスル=表層筋
関節の動きなど大きなパワーを発揮する。
体幹のインナーマッスルの中でも最も重要な部位、ピラティスではパワーハウスとも言われています。
胸郭の底部から前は左右の股関節を結ぶ線まで、後ろは両臀部の下部までの領域とされています。
パワーハウスを構成する筋肉
横隔膜・腹横筋・骨盤底筋群・多裂筋
エクササイズの多くはこのパワーハウスに働きかけるようデザインされており、終始一貫して意識し続けることを理想としています。
適切に使われれば、四肢の動きはより調和のとれた繋がりあるものとなります。